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5つ星のうち 2.0 大人気シリーズなので期待していたのですが残念です, 2011/9/16
By pppppp - レビューをすべて見る
= 楽しさ:5つ星のうち 2.0
レビュー対象商品: ポケットモンスター ホワイト (Video Game)
ポケット モンスター シリーズのプレー経験:はじめて
プレーヤーの環境:オフラインのみ、攻略情報なし、ニンテンドーDSi LL
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結論から言えば、おもしろくありませんでした。大人気シリーズなので期待していたのですが残念です。良いところも多かったのですが、悪い部分のほうが それよりも はるかに多かったです。
まず、よい点から。ポケモンを探し、仲間にして、旅をします。育てる楽しみ、仲間を増やす楽しみ、一緒に冒険する楽しみ。それらが このゲームに詰まっています。
次に、悪い部分を記述します。
最も致命的だったのが、複雑怪奇なジャンケン理論です。ポケモンには「炎」「草」「水」などの属性が存在します。ポケモンの属性には、ジャンケンのように優勢と劣勢が存在します。たとえば、炎は草に強いです。草は燃えやすいからです。炎は水には弱いです。水は炎には強いですが、草には弱いです。草にとって水は栄養源だからです。これがポケモン属性の基本ルールです。これだけなら わかりやすいのですが、属性はゴースト、ドラゴン、鋼、など 17種類も存在します。そして「鋼は氷に強いが、炎には弱い」など、納得しかねるものも存在します。私の印象では、鋼は熱い炎で鍛えられるので、炎には強いはずなのですが。これらの 17種類全部の強弱関係は、自分で表を作成してメモしなければいけません。それが非常に面倒です。さらに、属性が2種類以上存在する てきも多く、戦えば簡単に表が埋まっていくわけではありません。そのため、表の作成が強い苦痛を伴います。仮に自分で表を作成しないのであれば、全部暗記するか、ジャンケン理論を無視してゲームを進行するしかありません。しかし、17×17の法則を丸暗記するような苦痛は誰も望んでいません。そして、ジャンケン理論を無視した場合、このゲームはジャンケン理論を駆使して勝ち進んでいく内容のため、非常に つまらなくなります。そもそも、理不尽に難しくなります。また、これは携帯ゲームです。表をかいてメモするようなことは、携帯ゲームには向いていません。
それぞれのポケモンの属性はバトル中には表示されません。よって、全部暗記するしかありません。一度仲間にすれば「ポケモン図鑑」で表示できるので、それを見て暗記するのです。これが非常に苦痛です。さらに、属性を 2種類以上所有しているポケモンも多数登場します。たとえば「岩+水」の属性のポケモンなどです。これが システムをさらに複雑怪奇に しているのです。
これらの「複雑怪奇なジャンケン理論」のせいで、ゲームとして最悪の仕上がりに なっています。少なくとも、携帯ゲーム機として、気軽にどこでも遊べるゲームでは ありません。
私が開発者なら、属性の強弱一覧表が表示できるようにします。たとえば、戦闘中でもセレクト ボタンを押せば、属性強弱表が表示できます。ただし、属性強弱表は、最初は白紙に しておくのです。バトルの中で属性の強弱関係が わかれば、それが表に記録されていきます。最初は真っ白だった属性強弱表を完成させていく楽しみが味わえる、というわけです。また、私なら、「一度でも仲間にしたポケモン」に限り、バトル画面で名前の横に属性を表示します。これで面倒な暗記からも開放されますし、捕まえることの実利が得られるというわけです。単なる「ポケモン図鑑の完成」よりも、この方がポケモンを集める楽しさが増します。このようにすれば、暗記の苦痛、表作成の苦労からも開放され、携帯ゲーム機向けの ないように なります。
ここからあとは、属性理論以外の欠点を記述します。
ゲーム終盤では、ポケモンが捕獲しづらくなります。ゲーム内のヒントどおりに実行しても、やはり捕獲できなくなります。具体的には、もっとも捕獲成功率の高い状況を維持しても、何十回も失敗します。理由が わからず、不満が たまりました。
このゲームは大きく分けて、「一度 てきのボスと戦うまで」と、「その後の追加要素」に分かれます。追加要素は小さな おまけなどでは ありません。そもそも てきのボスを倒しただけではマップ全部が完成していません。そのあとで新たな土地を冒険できるのです。しかし、ストーリー上、てきのボスを倒した後、もう一度 最初から、全部の町やダンジョンに移動しなければなりません。一度目のときと少しだけ変化していますが、ほとんど理解できません。一度目との違いを示す目印のようなものも ありません。そのため、完全に しらみつぶしに、行き当たりばったりに、全部の場所をもう一度 歩かなければいけません。これは きわめて苦痛です。大昔のゲームなら ともかく、さいきんのゲームで こんなことをやらされるとは おもっていませんでした。
このゲームは どこでもセーブできますが、言い換えれば「どこでもセーブしなければならないシステム」です。リセット前提ゲーム自体を否定するきは ありませんが、このゲームはリセット頻度が多すぎます。また、セーブに必要な時間が約8秒と長いです。
特定の状況下で、経験値稼ぎとよばれる単純作業が必要になります。先に進めず、レベルアップを延々と繰り返す作業のことです。大昔の RPG では、確かに こういう作業も ありました。しかし、いまどきのゲームで同じことをやらされるとは おもっていませんでした。
ありきたりな音楽とストーリーとゲーム システムです。斬新さ、独自性、予想外の展開、美しい CG、などは存在しません。
私はピカチュウが好きです。そのため、ピカチュウと一緒に旅をする予定でした。しかし、このゲームにはピカチュウは登場しませんでした。残念です。また、登場するポケモンのデザインが好きになれませんでした。私が好きなのはピカチュウのようなポケモンなので、このゲームに登場するようなポケモン(=かわいくなく、かっこよくなく、美しくないポケモン)は、好きになれませんでした。
このゲームは全般的にユーザー インターフェースに対する配慮が欠落しています。一例として、バトル時の画面下部のカーソルが見えづらいです。そのため、間違って別のコマンドを実行してしまうことも あります。私なら「現在選択中のカーソル文字は色を反転させる」などの工夫により、判別しやすくします。
バトル時のカーソル選択に致命的な不具合が あります。十字キーの下を押しても、真下に存在する「逃げる」コマンドに ならず、左の「バッグ」が選択されます。左を押しても どうように「バッグ」です。そのため、「逃げる」を選択したい場合には、一度左を押下して、そのあとで右を押下しなければいけません。バトル時に「逃げる」は頻繁に使用するコマンドのため、苦痛を感じる頻度は高いです。そもそも、下方向は「後ろに引き返して逃げる」という状況を連想しやすく、直感的にも「逃げる」コマンドのはずです。直感的な そうさを否定しているというてんでもマイナスです。
相手のポケモンのレベルが高いと、相手が先制攻撃をしてきます。その結果、一撃で倒されるか、または「ひるんで動けない」や状態いじょうに なり、攻撃できません。結局、レベル重視にならざるを得ません。戦略性は きわめて低く、退屈です。
ゲーム システム全体に無駄・冗長な箇所が多すぎます。一例として、最初にゲームを開始するときに、毎回「無線通信をはじめますか?」「無線通信を始めなければ、C-GEAR の きのうが制限されますが、よろしいですか?」と聞いてきます。非常に面倒です。
てきとの遭遇率が不自然に高いです。そのため、非常にスピード感の悪い展開と なっています。
道具入れが非常に使いづらいです。バトル装備、ポケモン捕獲用ボール、一般道具など、種類の異なるものが 1箇所に詰め込まれていて煩雑です。
ゲーム開始時の目的は、オフラインのみでは完成しません。クリア後の追加要素ならともかく、初期の目的くらいはオフラインで完成できるようにしてほしかったです。これを知ったとき、とても悲しくなりました。しかも、このことは攻略情報を見なければ理解できません。ゲーム中で教えてほしかったです。ほかにも、このゲームには いくつかの謎解きやイベントが発生しますが、無線通信や攻略情報が無ければクリアー不可能なものが非常に多いです。私は自力で なぞを解いたり、強敵に立ち向かうプロセスを楽しみたかったので、非常に残念です。
いじょうの内容を総合的に判断した結果、「ゲームとして最低限の体裁は整えているものの、他人に推奨できるレベルのゲームではない」との結論に至りました。
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